クレジットカード現金化とサラ金

かつては「サラ金」と呼ばれていた業者が、現在では消費者金融と呼ばれています。今では「サラリーマン金融」という言葉を略した「サラ金」という呼び名はほとんど使われなくなりましたが、この言葉は大変に長い間、現在の消費者金融をさす言葉として使われ定着していました。

どちらも内容は変わらず同じ金融業者を指している「サラ金」と「消費者金融」という言葉でですが、この2つの言葉が持つイメージは全く別もののように感じられます。

「サラ金」というと怖いお兄さんたちがいて、とても高い金利で貸し付け、取立てとなると大声で怒鳴ったり暴力まで振るうといったような、とても怖い少し違う世界のようなイメージさえ持ってしまいますが、「消費者金融」というとかわいいアイドルや、好印象な清楚な女性などが広告に登場するようになり、金利もそこまで高くなく窓口では優しい女性が対応してくれるような銀行とほとんど変わらない貸付専門の金融機関というようなイメージがあります。

同じものでありながら、ここまで与えるイメージが変わるのには、業界全体の大変な努力があったことがうかがい知れますが、それだけではありません。

どちらの呼び名でもお金を借りる行為に変わりはありませんから、どうしても金利というものが発生します。サラ金時代にはかなり高い金利が当たり前に通っており、どうしても高利貸しというイメージが拭いきれませんが、これまでに何度も行われてきた貸金業法の見直しや新たな規制によって上限金利はどんどんと下げられてきました。

今ではどんな条件でも年利率20%を超える金利は設定できなくなっています。しかし、かつてのサラ金では年利率50%を超える金利が合法的に設定できていたのですから、今では信じられません。

利用する側としては上限金利が下がってくれるにこしたことはありません。それだけ利息の負担が減るのですから、嬉しいことです。しかし、逆にお金を貸す側にとっては金利が下げられると収入が下がることに直接影響してきますから、とても嬉しいと呼べるものではありません。

利用する人たちに言わせると「今までの金利が高すぎたんだ。これぐらいが当たり前だ」という意見も多いようです。中には今の金利でもまだ高いと人まで出てきています。

しかし、消費者金融というのは信用だけでお金を貸し付けていて、銀行のように担保や保証人は原則いりません。しかも銀行では審査に通らず融資が受けられないような人にまで貸付しますから、当然ながら回収できなくなり、貸し倒れとなってしまうようなリスクが高くなってしまいます。

ですから、それだけの高い金利を設定しなければ商売自体が成り立たなくなってしまうのです。そこへきて、法改正により強制的に上限金利を下げられ続けているので、消費者金融の収入も自動的に下がり経営を圧迫しているというのが現状です。

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